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人生で一番美味しかったファリナータ@U PAPA(RX100) ファリナータという料理をご存知でしょうか? リグーリア州、ジェノバ近くで食べられる、ひよこ豆で作ったせんべいです。よくフォカッチャなどパン系と一緒に並べられること多いですが、どちらかというと韓国のチジミとか、プレーンピッツァに近いイメージです。 このファリナータというのが、なかなか日本人好みの味で、豆嫌いでない限り日本人のDNAに訴えかける、なかなか素朴で滋味深い料理なのです。僕も昔から好きな味で、先日仕事で訪れたインペリアという町で、抜群に美味しいファリナータに出会ったのでお知らせします(今思い出してもよだれが出ます)。 インペリアはリグーリア州(州都はジェノヴァ)でイタリア半島の足の前付け根に位置します。もう少し先に行くとフランスのニースも近く、地中海性気候の温暖な気候が特徴的です。先週(11月12日)僕が行ったときは、フィレンツェはダウンジャケットで極寒、インペリアでは夏日のようでコートを脱いでもじんわり汗をかくくらいです。 インペリアは港町なので魚介料理を楽しみに、たくさんのレストランを試しましたが、まさかの全敗(美味しくない)・・・・。せっかく海が近いのに魚介料理がイマイチでした。この地方は料理美味しくないのかしら、と思うほど押しなべてNG。地元のオリーブオイルも少々味が強すぎて僕の好みでなかったのも大きな要因だと思います。 そんな中で、地元の方から紹介されて行ったのが「U Papa(ウ・パパ)」という地元ピッツェリア食堂。ここのファリナータは今までの概念を覆す美味しさ。普通はひよこ豆の生地に玉ねぎやジャガイモが入っているのですが、ここのはポロ葱入り。オイル多めで周りはカリカリ、サクサク、中がわずかにしっとりしています。地元の白、赤、ロゼどれにもよく合って、最高のおつまみです(美味しすぎておつまみでは止まらず夕食になります)。開店と同時の18:30に全席が埋まり、テイクアウェーの行列ができる人気店でした。 インペリアに行く人はほとんどいないと思いますが、ジェノバやチンクエテッレに行ったら「ファリナータ(Farinata)」をぜひ試してください。ピッツァやパンと同様、美味しい/不味いがお店によってはっきり分かれるので、ぜひ美味しい店を下調べして行くと良いでしょう。 インペリアで人生最高のファリナータを食べたお店こちら。 U Papa Piazza Andrea Doria, 13 | d, Imperia, Italy(インペリアの町の中心、聖堂近く) 地図: http://goo.gl/maps/QKEEh 【2013年11月18日 堂 剛 - Tsuyoshi Doh】 #
by orvieto2002
| 2013-11-18 17:10
| レストラン・食・町案内
僕が持ち込んだ空瓶にワインを注ぐルーカ氏(RX100) イタリアに来るとたくさんの驚きや発見がありますが、地元ワインの美味しさもその一つ。日本で飲み慣れている人も、現地イタリアで飲むワインの味にはみなさん感動します。地方の風土によって変わる味わいや香りは、旅の楽しみの重要な要素になるでしょう。僕は旅行する度にその土地のワインを楽しんでいます。 100種類にも及ぶ銘柄をおいている大きな専門店(エノテカ)もあって、レコードのジャケ買いごとく、ラベルを眺めながら選ぶのはなかなか楽しいです。でも、もし真のワイン好きでしたら、ぜひ一度「メシタ」を試して欲しいです。 メシタ(mescita)とはワインの量り売り店で、住人のミカタ、空瓶を持っていけば地元産テーブルワインをとても安く購入できるのです。 フィレンツェ市内の僕が通っているメシタでは、1瓶2~2.5ユーロ(260~330円)くらいで好きな銘柄を入れてくれます。普段飲みには十分すぎる味。例えば、キャンティとか、モレッリーノとか、ボルゲリの赤なども300円程度の値段です。旅行中にホテルで楽しみたい方は、ぜひ空のペットボトルを持って近場のメシタを見つけましょう。お店によっては「Vino Sfuso(量り売りワイン)」と呼ばれています。各都市に最低1軒はありますよ。フィレンツェには知っているだけで5軒はあります。 僕が通っているメシタはこちら。 VINO SFUSO Via il Prato 49R, Firenze 日曜日休み 月~土 9:30-12:30 / 15:30-19:30 地図: http://goo.gl/maps/fB5Mu 店主のルーカさん元には、彼の人柄とワインの甘い香りに吸い寄せられて、昼間っから男どもが集います(笑)。僕もその一人だったりするのですが、まるで浅草の一杯飲み屋に迷い込んだような楽しさがあります。買いに行く度に、ルーカから「一杯おごるから飲みな」と言われるのをいつも楽しみにしているんです。ハイ。 【2013年11月9日 堂 剛 - Tsuyoshi Doh】 #
by orvieto2002
| 2013-11-09 05:02
| イタリア在住日記
ケーキを見つめる女の子(カメラ:RX100) イタリアに住んで10年、数えてみたらその間にイタリア国内だけで8度の結婚式に参加していました。意外と多いのでびっくりです。そして結婚式はいつ参加しても幸せな気持ちになれますね。みんなが笑顔で二人の新しいスタートを祝福するってのは、本当にめでたいことです。 写真はケーキを見つめる女の子。食事会の最後のデザートの時間になると、パティシエが専用のテーブルとともに登場して、ウェディングケーキをその場で作り始めました。それには会場にいた子どもたちが大興奮。プロの手さばきを食い入るように見つめています。 フィレンツェのベッキオ宮と近くのヴィラで行われた式は、6時間かけて終了しました。1年ぶりにネクタイを締めて僕にとっては非日常的な楽しい時間が過ごせました。 【2013年10月20日 堂 剛 - Tsuyoshi Doh】 #
by orvieto2002
| 2013-10-21 05:51
| イタリア在住日記
Spaghetti con la Bottarga(カメラ:RX100) 最近、イタリアから日本に帰るときに一番気に入っているお土産が「ボッタルガ(Bottarga)」です。日本の「カラスミ」ですね。イタリアのはマグロの卵巣が有名です。これが本当に美味しい。僕の父親へはここ3年くらいずっとボッタルガを買って帰っています。さすがに日本のカラスミのようなまろやかな繊細な味はないですが、それでもねっとりとした歯ざわり、鼻に抜ける香りは、もう日本酒にも白ワインにもばっちり合います。 続きはこちらをお読みください。『 最近のイタリア土産の一押しは「ボッタルガ」 』 #
by orvieto2002
| 2013-09-29 17:15
| レストラン・食・町案内
昨日9月21日の練習風景、フェラガモ本店前(カメラ:RX100) 日本ではあまり話題になっていないかも知れませんが、今日(2013年9月22日)から一週間、フィレンツェで世界自転車選手権ロードレースが開催されています。ヨーロッパを中心に毎年異なる町で開催されていますが、今年はフィレンツェなんですよ。町のディスプレイ、例えばグッチ、フェラガモ、ルイヴィトンとか、はたまたバールや居酒屋のショーウィンドウまでも自転車が飾られて、街中が「チャリンコ一色」です。 フィレンツェ中心街はコースの一部になっていて、午前中はがっちり交通規制がひかれています。我が家の近くを通るので、道を渡るのすら困難です。もちろん中心街は車通れなくなので、この一週間にフィレンツェに泊まる人は荷物に苦労しそうです。タクシーはもちろん、バスも中心街は走っていません(競技が行われる時間のみ)。 昨日は試運転?っていうのかな、テスト走行が行われていました。 市街地の狭い道を全速力で走るバイクは迫力ありました。この夏に道路を必死に舗装していたのはこのためか・・・。非日常的なこの光景を見られるのは自転車競技をほとんど知らない僕でもドキドキ、ワクワクします。美しいパレスに挟まれた石畳の上を滑走するバイクはほんと美しくてカッコイイですね。日本からも6名の選手がエントリーされているそうです。ハイ。 【2013年9月22日 堂 剛 - Tsuyoshi Doh】 #
by orvieto2002
| 2013-09-22 20:19
| イタリア発信ニュース
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by orvieto2002 ↓今日の僕の順位!!いい感じ。
堂 剛(ドウ ツヨシ) 1972年東京生まれ 2004年よりイタリア在住 フリーライター、Webデザイナー、翻訳・通訳、ツアーコーディネート イタリアやオルビエートに関してお気軽に質問ください。原稿依頼、通訳・翻訳依頼、取材等もこちらのメールへお願いします。 tsuyoshi@belgiappone.com tel: +39 347 9920 929 フィレンツェのアパートメント ミラノの良好ホテル CLOMBIA ローマのお勧めホテル Varrone フィレンツェ Hotel Executive オルビエートのホテル Maitani 美術館の無料予約代行します ローマから日帰り旅行 イタリア旅行の質問掲示板 ↓イタリア旅行情報サイト ↓ネットでイタリア語を勉強する ↓イタリア語の本と映画を紹介 ↓イタリアからニュース発信! ↓ミラノの歩き方・旅行情報 » イタリア料理教室ラ・ミモーサ » フラワーアレンジメント教室 » Travel Guide AMOITALY » フィレンツェのアパート カテゴリ
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