イタリア人の大げさな手振り身振りは、見ていてほれぼれします。本当にエレガンテ(エレガント)でまるで映画のワンシーン。
驚きっぷりや、喜びっぷりも見事に素直で、日本人からすると、「それって、ちょっと大げさすぎちゃう?」ってな感じです。
そのため、日本人とは反対の意味で、なかなか真意・素顔が見えないときがあります。。だってイタリア人はみんなアットーリ(俳優)、アットリーチェ(女優)なんだから。
一度、南の小さな街中で、映画の撮影現場に出くわしました。すると見物客の一人がスタッフになんと出演交渉をしているではないか・・・
「ほら見てくれよ、このこがうちの娘だよ。かわいいだろ。3才になるんだ。演技も上手だよ・・・」って、おい、おい、それはちょっと無理だろ。
たまたま現場に居合わせて、子供を映画に出させるなんて・・・。さすがにこの出演交渉は失敗に終わったようでした。
でも、イタリア映画って、その街の住人を使って撮影することが多いから、こういったやりとりがうまく行くときがあるんでしょうね。
3才にして映画デビュー、きっとイタリア人は生まれたときからもう、グランデ・アットーレなんだろうなぁ。ハイ。
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