フィレンツェに来て確実に運動不足になっている。
今までどれだけ食べても飲んでも体型にほとんど変化がなかった僕だが、フィレンツェに越してから、歩く量の減少と外食の増加のダブルパンチが徐々に効き始めて来たようだ。「5才若く見える」が唯一の取り柄だったが、標準的な「偏屈なおっさん」になりつつある。危機的状況だ。特に腰回りの肉が危機的である・・・。
イタリアでは女性のお腹回りの「おにく」のことを「愛の取っ手(maniglie dell'amore)」と呼ぶ。恋人が腰に手を回したとき、自然と手に触れられる柔らかな部分、愛する人の手で包み込まれる温もり。なんともロマンチックで美しい響きではないか。
だが、それはうら若き女性に通用する言葉であって、枯れ果てつつあるおっさんの取っ手は単なる「余剰肉」である。精一杯頑張ったところで「昭和の霜降り」と命名するのが限界だ。
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イタリアでデブを返上する方法、その5』をお読みください。