仕事ばかりしているとアホになる。
最近仕事に生活の比重が片寄り気味なので、久しぶりに気分転換にパスタを作りました。普段は肉や魚を「ベストな火加減で焼く」のが僕の担当ですが、今日はちょっとパスタを食べてみたくなり、中央市場でチリエージョ(プチトマト)とバジリコ、そして近所の手打ちパスタ屋さんで打ちたての麺を買ってきました。
料理は気合い入れるととても美味しくできますよね。ひと手間で見違えるような味になるので楽しいです。トマトは1.3ユーロ、麺は3ユーロ、二人前の美味しいパスタが5ユーロで完成しました。コツはソースを事前に仕上げておくこと、あとはパスタの塩加減とゆで加減に気をつければ、もう完璧なパスタができあがります。この中でパスタのお湯の塩加減が一番重要ですのヨ。
僕は実は乾麺の方が好きなのですが、生麺の独特の旨みと歯ごたえもたまりません。今回食べてみて生麺にはラグーソース(ミートソース)が一番な気がします。近いうちに「気合いの入ったラグー」も試してみようと思います。
僕の場合、仕事に熱中しすぎたときや行き詰まった時は、気合いの入った料理すると頭すっきりします。雑念を捨てて料理に集中する。ひとつまみの塩の強弱で感動の味に変化します。
・・・美味しい料理を作ると、ワインも飲みたくなってくるので平日は厳禁です。まさに休日のお昼にピッタリの楽しみかただと思います。ハイ。
【2012年9月29日 堂 剛 - Tsuyoshi Doh】(写真:Spaghetti alla chitarra con pomodorini)