先日、産經新聞でイタリアについての興味深い記事を見つけました。それによると、
イタリアでは昔「親の子供に対する養育義務は18才まで」と決まっていたらしいです。それがやがて「成人になるまで」とかわり、ついに2004年年12月には、「子供が学歴にふさわしい定職を持つまでは養育の義務がある」と最高裁判所が判決を出したとのこと。
・・・イタリアって感じがします。根本的な問題は、慢性的な仕事不足。イタリアでは求人はとても少なく、いつも求職者であふれています。
イタリアでは「お仕事はなんですか?」と聞くのは随分失礼な質問だと聞きます。初対面の人にはタブーだそうです。
一方、「恋人はいるの?」っていう質問は日本では結構ぶしつけなのに、イタリア人は案外平気に飛び交わします。文化・社会の違いが見えて興味深いです。
この結果、普通は28才前後でなんとか定職に就くのだそうですが、最近の調査では、33才前後の男女の20数%は独身で親の家に同居中とのことです。
ちなみに僕の友達男性29才はまだ大学生、もちろん親と同居。
女友達は7年かけて大学を卒業。親の隣のアパートに住んでますが、夕食などは召し上がりに伺うとのことです。ハイ。