4月2日夜9時37分、ローマ方法ジョバンニ・パウロ2世(Giovanni Paolo II)が亡くなりました。
イタリア全土で、法皇(Il Papa イル・パーパ)への悲しみは止まず、特にローマではバチカン広場にはたくさんの若者が集まり、深い悲しみをみんなで分かち合っています。。。。
彼へのイタリア国内での評価は、十分高く、特に人間性、功績(特に後半)、かれの人生などに共感を持っているとのこと。
イタリアのTVでは、どのチャンネルも4月1日からずっとバチカンからの生中継を続けており、4月2日(日曜)は朝から晩まで、各チャンネルで、Gesu'(ジェスー イエス)の映画やIl Papa(イル・パーパ 法皇)の映画や過去のドキュメンタリーなどを放映していました。
その映画の途中でも、新しいニュースが届くと、画面は急遽バチカン前のレポータに切り替わり、近況を生中継するという状態。
トーク番組もたくさんあって、ジョバンニの人間性・業績についていろんな意見が交わされていました。
ローマ教皇死去にあたり、イタリア国内のサッカーの試合は全て中止、F1でもフェラーリのノーズ(muso ムーゾ)には黒い喪章(striscia nera)が付けられました。
友達のイタリア人は、『イタリア人が急に敬虔なカトリックになった・・・』と皮肉まじりに言っていました。
たしかにイタリア人の反応は過剰ですが、この気持ちは大事にしたいですね。
P.S. ローマ法皇が体調を崩した3月末ころから、『ジョバンニ・パウロ2世の歴史』といった本がこぞって出版されています。商業的な流れに深い悲しみも飲み込まれそうです。
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