今日、友達の家でたまたま興味深い新聞記事(ちなみに2006年1月の記事)を見つけたのでここで紹介します。
この記事の趣旨は『今やイタリアはヨーロッパにおいて力があり、世界の羨望の的である』とベルルスコーニ首相は語っているが、実際のところはどうなの?数字で見てみよう!という切り口。
イタリアの危機を一緒に感じてみましょう。
※下記はヨーロッパ(15カ国)を対象とした中の、イタリアの順位です。
・生産性の向上・・・最下位5.7%(1位アイルランド46.8%)
・研究費の増加・・・最下位6.8%(1位アイルランド155%)
・国内総生産・・・最下位100.3%(1位ルクセンブルグ240.3%)
・国際競争力・・・最下位(1位フィンランド)
・国際援助・協力・・・最下位0.17%(1位デンマーク0.84%)
・ハイテク機器輸出・・・下から3位7.1%(1位アイルランド、ルクセンブルグ、最下位スペイン)
・大学卒業率・・・下から3位10%(1位デンマーク24%、最下位オーストリア7%)
・インターネット使用率・・・下から4位39%(1位オランダ78%、最下位ギリシャ22%)
・環境汚染・・・1位(最下位ルクセンブルグ)
・エネルギー価格・・・1位(最下位エストニア)
・公債・・・2位106.5%(最下位ルクセンブルク6.6%、1位ギリシャ)
・若者の失業率・・・2位24%(最下位デンマーク7.1%、1位ギリシャ27.8%)
・長期失業率・・・3位4.0%(最下位イギリス1.0%、1位ギリシャ)
・貧困の危機・・・1位(最下位ドイツ)
・ガソリン価格・・・4位(最下位ギリシャ、1位オランダ)
これを見て分かるように明らかにEUのお荷物になっています。最近はロシアからのエネルギー供給が滞ってようやくエネルギー節約に国が力を入れてきてるし、京都議定書の目標を達成できないイタリアはEUに莫大なお金を払うようで、環境問題を真剣に考えるよい機会となっています。
そろそろイタリアも目を覚まさないといけないでしょうね。
※ちなみに携帯電話の使用率は現在、世界第1位だそうです。ハイ。
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