先週の土曜日(11月4日)、オルヴィエートに料理の勉強に来ている日本人の方たちと一緒にトリュフ祭りに行ってきました。場所は「Citta' di Castello」というウンブリア北部の町で、オルヴィエートから僕の車で約2時間。交通の便が悪いので車で行くしか手段がなく、好天に恵まれとても楽しい旅となりました。
トリュフは世界三大珍味の一つですが(他はフォアグラとキャビア)、その中でももっとも高価でしょう。なんせ世界一高級なトリュフ「ホワイト・アルバ・トリュフ(1,191グラムの白トリュフ=イタリア産)」が95,000ユーロ(1425万円)で取引されたこともあります。キノコ1個がフェラーリ一台分です。見つけたワンちゃんエライ!
初めて行く「Citta' di Castello」は中世のこじんまりした町。町の中央広場にはたくさんのテントが開かれていて、その中にはイタリア各地から集められた食材が展示&販売されています。でも肝心のトリュフがない・・・数メートル歩いていくと急に横から「ガツン」という強い香。「お、トリュフ!!!」と思わず皆で回りを見回します。すると、ありました、黒いダイヤならぬ「白トリュフ」の山。
もう皆のテンションは一気に上がり、次々と試食をこなしていきます。僕はオルヴィエートという中部イタリアに住んでいるのでトリュフを食べる機会は結構あるのですが、何度食べてもトリュフはウマイ!です。今回試食したのは・・・
・トリュフ・ペースト数種
・まぐろのボッタルガ(からすみ)
・南イタリアの唐辛子ペースト
・オリーブ
・鹿肉のサラミ
・イノシシのサラミ
などなど、どれも美味しかった。しかもお店の人はとても親切でフレンドリー。(食べ物をタダでくれる人はみな親切と思うのはダメ犬によく似ています)
オルヴィエートに帰って僕の家で皆で夕食会。買ってきた「カラブリア産、白魚の唐辛子漬け」をブルスケッタにし、さらには僕の十八番料理「コッツェ(ムール貝)」と「コッツェのパスタ」を食べました。ワインは中部イタリアの高級白ワイン「グレケット」。100%イタリアン・グルメな土曜日でした。ハイ。
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