イタリアに来て驚いたことがあります。沢山ありすぎて困るんですが、その中の一つ。それははじめて留学に来たときのこと。イタリア人の同居人が「Tsuyoshi、お昼買ってきたから一緒に食べないか?」、もちろんオッケー。テラス(テッラッツォ terrazzo)で食べよう!!ってことになりました。
待つこと15分。彼は片手に赤ワイン(ヴィーノロッソ vino rosso)、片手になんと生ハム(プロシュート・クルード prosciuto crudo)とメロン(メローネ melone)を丸ごと一個持ってきました。
「???」って顔をしている僕に、「サルーテ!(salute!)」とひとまず乾杯。そして「食べろ」と言わんばかりに、半分に切ったメロンを差し出したのです。そうなんで、これが有名なあの「生ハムメロン」なんです。
僕はてっきりあれはパーティー料理だと思っていたし、お昼に出てくるとは想像もしなかったし、しかも一人メロンまるごと半分なんて・・・。
そのランチ(プランツォ pranzo)は、ヴィーノ・ロッソとメローネとプロシュート・クルードで終わり。だって、メロン半分ってお腹いっぱいになるでしょ。
で、写真は昨日の夕食(チェーナ cena)の一品。人呼んで「生ハム・イチジク」。昨日八百屋さん(ネゴーツィオ・ディ・ベルドゥーレ negozio di verdure)に行って、「これイチジク(フィーコ fico)でしょ、どうやって食べるの?」って聞くと、「生ハムと一緒か、パンに乗っけても美味しいよ」とのこと。
早速試してみたんです。なかなか美味です。もちろんヴィーノ・ロッソと一緒に。
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