3年前初めてイタリアを旅行したとき、イタリア人に教えてもらったのが、この「カフェ・ドルゾ」なんです。Caffe` d'orzo は文字通り、麦のカフェ。
麦のカフェって、どんなん?ということですが、これが濃い麦茶とほぼイコール(ウグアーレ uguale)です。カフェドルゾは麦を焙煎して→挽いて→粉末にして→蒸気圧でドリップするんもんだから、日本の昔の濃っい〜麦茶っていうことになります。
そこにお好みで、ミルク(ラッテ latte)やレモンの皮(ペッレ・ディ・リモーネ pelle di limone)を入れてもらって、砂糖(ズッケロ zucchero)で甘くして飲みます。
どんなバールにもほとんど置いてあって、たいていの店はカッフェと同じ値段、80チェンテーズィミ(約100円)です。
勧めてくれた彼は、若い頃カッフェ(イタリアで言うカッフェは、日本で言うエスプレッソ)を飲み過ぎて胃を壊し、それ以降ずっとカフェ・ドルゾだそうです。
イタリアではバールに通う習慣があって、僕もカフェは好きですが、1日に5度、6度だとさすがに胃が悲鳴をあげます。そんなときはカフェドルゾが一番なんです。
僕は家にネッスルのカフェドルゾを常備しています。お湯に溶かすだけ。簡単で美味しいです。→ぜひ日本へのお土産にどうぞ。日本では手に入りません・・・たぶん。
去年(まだ日本在住でした・・・)の夏は、ドトールで、『オルゾ・ラテ』なるものが登場し、嬉しくってちょくちょく飲んだんですが、甘すぎてウーンでした。
日本でぜひ発売して欲しいと願ってます。日本のカフェ・チェーンでは『セガフレード sega fredo』が一番好きなんですが、カフェドルゾはなぜか置いてないんです。住友商事さん是非ご検討お願いします。ハイ。
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