この写真の人が僕に声をかけて来た、イタリア美女諜報員。
派手すぎず、セクシーで、魅力的だったということです。
実際は、ANNA VALLEという女優さんです
これはフィレンツェに行く列車内での実話である。一部、妄想が入っているが。
オルヴィエートからフィレンツェまでは準急列車で2時間20分。特急なら1時間30分程度なのだが、僕はあえて準急を選んでいる。明快な理由がいくつかある。
- 料金が安い
- 2時間という時間が仕事、リラックスするのにちょうど良い
- スローライフを満喫する
3番目の「スローライフの実現」は特に重要で、今の世の中スピードが早すぎるんだよね。もう少しゆっくり回ってもいいと思う。
あともう一つ理由を付け加えるなら「準急の乗車率をあげること」である。最近は旅行者も皆、インターシティーやユーロスターなど特急や超特急ばかり乗るようになって、準急の乗車率が極端に低いそうだ。田園風景を見ながらのんびり旅行ってのも減っているんだな。このままだと徐々に準急の便数が減って行くのは目に見えている。困るのは地元の人、お金のない人である。ということで、時代の流れに少しでも抗ってみようと思っています。
みんなも世の中にちょっとでも違和感を感じたら、少し抵抗してみると良いよ。一人満足で終わったり、変わり者に見られるかもしれないけど、なかなか精神衛生に良いと思う。
話しがだいぶ横道に逸れたけど、これはさっき、フィレンツェに行く時の列車の中での出来事。いつものごとく列車の中でノートパソコンを開けて、メールの返信やら写真の整理などをしていた。すると前方から美しい女性が近づいて来るのである。すらっと背が高く、ブルネットの髪、うっすら浮かべた笑み、胸元にはネックレスが揺れている。そして僕に話しかけて来た、、、
美女:「ちょっといい?」
ボク:「は、はい、どうぞ」
美女:「この音楽プレイヤーの調子が悪いんだけど、ちょっとUSBにさしてみていい?」
ボク:「僕のにさすんですか?喜んで。。。」
※会話がエロっぽくなってますが、他意はないです。
そして、美女は右手に持っていた、黒いMP3プレイヤーを僕のPCに差し込んだ。あいにくライトも点かなく壊れているようだ。
美女:「ありがとう、とても親切ね」
ボク:「いえ」
美女:「よいご旅行を」
という言葉と甘い香水の香りを残して美女は去って行った。。。
僕といったら、ちょっとドキドキ。あー、電車の中でパソコン開いていて良かった、なんて思っている始末だ。
でもちょっとまて、映画でこんなシーンがあったら間違いなく僕はマヌケな役柄だ。彼女は美人諜報員、ほんの僅かな色気で、マヌケな東洋人のノートPCからいとも簡単に機密情報を抜き取ってしまった。。。
国家機密の情報なんてもちろん持ってないですが、少なくとも銀行口座やカード情報なんかは入っていますな。最近流行のUSBメモリウイルスっていう危険性もあります。
うーん、でもいいや。嬉しかったから。
ダニエラという女