今回は『人種差別』について考えてみます。ちょっと重い内容ですが、最後まで読んでくれたら嬉しいです。イタリア好きの皆さんにもぜひ知って欲しい問題です。
よくイタリアに住みたいって人から「イタリアには日本人に対する差別がありますか?」という質問を受けます。
答えは「イタリアには日本人への差別はありません。でも差別はあります」。外国に住む場合は「差別はある」と覚悟しておかないと後々辛いです。
日本人がイタリア人には差別意識はないけれど、アジアの人への差別があるのと同じで、イタリア人はアフリカ系、中国人などに差別意識が強いです。
僕も稀に差別を受けることがあり、その多くは都市の夜道を歩いていて汚い言葉で罵られるといったものです。まあ簡単に言うと「汚いブタは自分の国に帰れ」みたいなことを言われるのですな。ほとんどが中国人と間違えられての結果なんですが、これが意外とショックなんです。中国人に間違えられるのは気にならないのですが、罵りはボディブローのように効いてきます。翌日などは部屋に閉じこもって外出できなくなったりしていました。
続きは「
日本には届かない、イタリア・サッカーの人種差別 」を読んでください。