チンクエテッレの猫。真剣な顔してます。世界180カ国を対象に公共部門の汚職レベルを数値化した2009年の汚職認識指数(CPI:Corruption Perceptions Index)が17日に発表されました。CPIは、非営利団体のトランスペアレンシー・インターナショナルが世界銀行や世界経済フォーラムなど10の独立団体からデータを収集し、汚職の認識度をゼロから10の間で数値化したもの。ゼロに近いほど汚職の深刻度が増していきます。
ソマリアが1.1で3年連続の最下位、そしてアフガニスタン、ミャンマー、スーダン、イラクなどが続きます。
一方、汚職レベルが最も低い国は9.4のニュージーランド。デンマークが9.3で2位、シンガポールとスウェーデンが9.2で3位となっています。日本は7.7で昨年の18位から27位に上昇して、先進国の中では真ん中くらいかな。日本も汚職ははびこっていると思いますが、他の国も同様に蔓延しているということでしょう。
イタリアに住んでびっくりするのが、議員辞職が極端に少ないこと。彼らはまず謝りません。日本は潔癖すぎな感もありますが、イタリアは濁りすぎです(笑)。首相が買春疑惑になっても、売春婦との録音テープが出てきてもシラを切って逃げ切る、イタリアってそんな国です。それでは、気になるイタリアの順位を見てみましょう。
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世界汚職ランキング発表、気になるイタリアは何位? 』を読んでね。