オルヴィエート(orvieto)は山の幸が豊富。トリュフ(タルトゥーフォ tartufo)に、ポルチーニ茸(フンギ・ポルチーニ funghi porcini)、サラミ(サラーメ salame)、ソーセージ(サルシッチャ salsiccia)、オリーブ(オリーバ oliva)。そして、この“イノシシ(チンギアーレ cinghiale)”です。
イノシシ、と聞くとなんだか野蛮な気がしますが、昔からの郷土料理で、とても素朴なんです。で、う、う、うまいんです。
例えば、イノシシ肉のミートソース(ラグー ragu')=うまい!、ペースト状のイノシシ肉をパンの上にたっぷり塗ったブルスケッタ(bruschetta)=うまい!!、なんです。
今回、日本からのお客さんが来たんで、イノシシのソーセージを買いました。
お肉屋さん(マチェッレリーア macelleria)に聞いたところによると、イノシシ猟は11月〜2月までが解禁なんだそうです。そこでこの時期に買うソーセージは全て真空パックに入っているそうです。
で、早速食べてみました、イノシシのソーセージを。ソーセージといってもサラミのようにそのまま生で食べられます。
うーまーいー!!!ヴオーノ!!!
中がまだ半生で柔らかく、ねっとりとした食感。香りはサラミを強くした感じで、かすかに森の落ち葉のようなコケのような香り(プロフーモ profumo)がします。
ほんとに美味しい。人生で一番美味しいサラミ・ソーセージだと思いました。生きていてよかった、両親に感謝、といった感じです。ハイ。(←かなり単細胞です。ハイ。)
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